先般、地域の飲み会に参加
宴たけなわのところ、村の長老が席の隣に来て、
にっこり笑いながら、
・・・まあ、いっぱい飲みんさいよ。
ところでちょっと、あかちょうちん君、折り入って頼みがあるんだけど・・・
・・・え? なんですかの? 長老の頼みとなると、イヤとは言えんし ・・・
・・・ あのね、地域の老人クラブに入ってもらいたいんだよな~ ・・・
・・・が~ん・・・
なんじゃ、そりゃ~
・・・ こ、この、ぼ、ぼくが老人クラブ・・・??
あのね~、言っとくけど、ぼくちゃんは若いんだよ。
だいたい、老人クラブの老人という言葉が気に食わん。
それに、夢を描いて生きている。
老い先短い年寄りの暇つぶしに付き合って、人生が枯れたような会話は
したくない。
ひとつだけ言わせてもらうけどね、
ぼくちゃんのゴールは遥か彼方にある。